2022.7.4「長崎県町村議会議長会」研修で、弊財団理事長・菊森淳文が「長崎県の現状と将来に向けた提言」と題して講演させていただきました(約100名)。
〇講演概要
(1) 人口減少・高齢化への政策対応
(2) 人口が減少しても維持・発展できる自治体づくり
(3) 健全な危機感の醸成
(4) 地方自治体の役割
(1) 人口移動が変わる
(2) 科学技術が変わる
(3) 健康・生命・環境への意識が変わる
(4) 価値観が変わる:SDGs・{生きる意味}
(1) これまでのプロジェクト
(2) これからの長崎を発展させるプロジェクト(提言)
① スマートシテイ、スーパーシテイ化:データ連携基盤に基づいたDX社会の実現
② IR/MICE:新しい観光都市の形成~顧客層のデータ・マーケテイング、九州から全国への展開、高付加価値化
③ 未来の産業構造形成で若者を活かせる長崎県へ(教育と産業の協働)~オープンイノベーションによる成長。
④ 再生可能エネルギープロジェクト(特に海洋再生可能エネルギー)
⑤ 食糧生産基地機能の強化:農業・水産業・林業~ロシアのウクライナ侵攻により顕在化。長崎県にとって大きなチャンス到来。
⑥ コミュニテイの維持・再生:自治体と企業・住民の協働。プロジェクト型人材育成。
⑦ 文化・スポーツによる地域創生:「地域の誇り」は地域の精神的な原動力。アート思考・デザイン思考を中心とした創造性を。スタジアムシテイを起爆剤に。
⑧ 北部九州スーパーリージョン形成:中央リニア新幹線による首都圏への時間短縮。北部九州の特性・長崎県の差別化をどう図るか。行政の効率化と企業経営の強化が必要になる。